マイクロマネジメントは悪?
更新日時:2025.05.18
カテゴリー:Blog
「自発的に動く組織」を作るのは難しい
お客様である経営者さんから、「メンバーが自分で考えて動く組織を作りたい」と時々相談をいただきます。
そんな組織は確かに理想ですよね。
ただ、そういう組織を作れている企業は、実際にはなかなか無いと思います。日本最高峰の営業組織を持つキーエンスだってできていません。(というか、キーエンスほどマイクロマネジメントを徹底してる企業もない)
中小企業こそマイクロマネジメントを徹底すべき
キーエンスの詳細はここでは割愛しますが、同社に限らず、成果を出している営業組織は、大体においてマイクロマネジメント型です。
とくに小さな企業の場合は、社長がじきじきにマイクロ管理していることも珍しくありません。営業社員の日報を毎日全件チェックしたり、訪問内容を確認したり、商談に同席したりする社長も少なくないでしょう。
社員というのは、もちろん個人差はありますが、あくまで社員であって経営者ではありません。経営者ほど会社のことを真剣には考えられませんし、経験値も不足しがちです。
だから、マイクロマネジメントが必要なのです。
マイクロマネジメントの先に、自発性が育つ
日報を書かせて、毎日目を通して、フィードバックをする。会社のルールや求める基準に満たない行動をしていたら、じきじきに指摘する。
そうやって「社長は見てるんだ」という意識を社員に持ってもらう。
このようなマイクロ管理を続けていくことで、徐々に社員の意識も変わり、その先に「自発的に考えて動く社員」が生まれるのだと思います。
中小企業こそ、トップじきじきにマイクロマネジメントをしていきましょう。
「自社の営業組織を改革したい」「マネジメントのやり方を改善したい」という方は、ぜひこちらの無料相談をご利用ください。貴社固有の状況を踏まえたディスカッションをさせていただきます。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼