生成AIはどれを使えばいいのか
ツールを厳選している時間はムダ
「ChatGPTがいいのか、Geminiがいいのか、それとも…」
生成AIについて経営者さんからこういう質問をいただくことがあります。
ChatGPTはちょっと触ったことがあって、でもGoogleもGeminiを出してるみたいだし、Claude(Amazonが出資)というのもあるらしいし、MicrosoftはCopilotがあるし…どれを使えばいいのかわからないとのこと。
正解は、どれでもいいから1日も早く使ってみてください、です。
生成AIの進化は本当に凄まじいです。代表格のChatGPT、Claude、Geminiだけでも、毎月のように新機能のリリースがあってそのたびに「いま最高なのは●●」と世間の評価が入れ替わるほどです。
ちなみにこの5月は、GoogleがVeo3という動画機能をはじめ複数の情報をリリースしたり、Claudeがsonnet4(これまでは3.7)というモデルを公開しました。あとはChatGPTもCodexというコーディング特化の機能をリリースしていました。
たった1ヶ月の間にもこれだけの動きがあるので、数ヶ月かけてじっくり比較検討をしても、結局その間に各ツールが大きく変化してしまい、実態に合わない検討になってしまうと思います。
だから、「なんでもいいので1日も早く使い始める」です。
ChatGPT、Claude、Geminiであればどれを選んでもそんなに大差はありません。非常に高度な開発などをやろうとするとまた話は違うでしょうが、一般的な企業での業務における生成AI活用であれば、そこまで複雑な利用はありませんから、上記3つのどれを選んでも大した違いはない。
それよりも、早めに使い始め、AIの勘どころをつかみ、自社のどの業務にどう適用していけるかを検証していくこと。
そのノウハウが蓄積されれば、仮にツールを別のものに置き換えても、「生成AIを使って生産性を高める」という目的は全うできます。
どのツールが自社にピッタリかをあれこれ調べ続けるよりも、いっそそれぞれ3つのアカウントを無料でまず作り、それぞれささっと触ってみて、一番しっくりくるものを使い込んでいけばいい。
こんな「軽いノリ」で、すぐにでも始めてしまうのがいいでしょう。
もしどうしても判断に迷うことがあったら、問い合わせフォームから相談してみてください。
でも、迷う必要もありません。アカウント自体は無料で作れるわけですから、3分で作って、30分くらいなんとなく触ってみる。それだけでも何かが掴めるはずです。
軽いノリで、始めてしまいましょう!