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人手不足は「外部プロ人材」で乗り切る

更新日時:2025.06.11
カテゴリー:Blog

社員にこだわるから人不足になる

昨今は空前の人不足時代ですね。先日も日本経済新聞で、建設業界の現場人材が足りず、未完成工事が15兆円相当も積み上がっているとのニュースが出ていました。

どの業界を見渡しても、人手不足に喘いでいるように見えます。もともと人員体制にそこまで余裕のない中小企業では、とくに大きな問題となっているようです。

ただ、もちろん全ての中小企業が人不足に悩んでいるかというとそんなことはなく、この時代においてもしっかりと優秀な人材を確保し、業務を遂行して業績を伸ばしている会社も確かに存在します

当社のお客さまや、あるいは知り合いの会社などでもそうした企業は少なくありません。

こうした会社では、外部のプロ人材を積極的に活用しています。フリーランスや副業といった個人、あるいは代行会社などの業者企業に、業務委託という形で仕事を発注しているんですね。

多くの仕事は、永続することが保証されているわけではなく、期間が決まったプロジェクト型であったり、あるいは継続的に発生するが時期が限定的な定期発生型だったりすることがほとんどです。

そのため、正社員として人を採用しようとすると、どうしてもコストを割高に感じてしまう。よほど伸び盛りの会社でないと、なかなか積極的に採用を進めることは難しいでしょう。

また、採用される個人としても、正社員で入る場合にはどの会社に入るかをしっかり比較検討するわけですから、選ばれる会社になるのも簡単ではありません。

一方で、業務委託という形であれば、両者のハードルはグッと下がります。

採用する会社側としては、まず継続雇用の義務はないため、期間限定の言ってしまえば「お試し」として雇うことができます。社会保険料や給与計算といった労務上の負担が発生しないこともメリットです。

採用される個人(あるいは業者会社)としても、同様に期間限定からトライアル的にスタートができるので、会社や業務とのマッチング具合を確かめながら仕事を進めることができ、参画のハードルが低くなります。

また、フリーランスや副業、業者会社というのは、それぞれ基本的には「得意分野」が明確であるため、その分野において相応のスキル・経験を保有しています。つまり即戦力としての働きが期待できるので、発注する会社側としては、動かしたい仕事をすぐに動かせることになります。

このような背景から、現在、外部の業務委託ワーカーをプロ人材として活用する企業が増えてきているわけですね。

増税や物価高もあり、生活資金を補填するためにも個人の副業は今後もさらに一般化していくでしょう。

つまり副業のプロ人材は今後もどんどん増えていく傾向にあるわけです。

そうした人材に積極的に仕事を依頼し、複数プロジェクトを進めていくことができる企業は、人材不足とは無縁で事業を拡大していけることでしょう。

人手不足の時代を生き抜くには、外部プロ人材の活用、これが1つ大きなテーマになりそうです。

本日は以上になります。

株式会社FooLaiBo
三浦 隼

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