中小企業こそ外部コンサルタントを活用すべき!
コンサルタントは大企業が使うもの?
ポジショントークになりますが、中小企業は外部のコンサルタントをもっと活用すべきだと考えています。
「コンサルタントなんて大企業が使うものだ」
という反論も聞こえてきそうですが、人手不足のこの時代、むしろ中小企業ほど外部リソースを有効活用するメリットは大きいでしょう。
外部コンサル活用メリット①:社内にない「いま必要な」スキル・ノウハウを即導入できる
限られた人員で事業運営している中小企業では、会社の各局面で必要なスキル・ノウハウを既存社員が保有していないことも多い。
例えばせっかく新規事業のチャンスがあったとしても、事業立ち上げの経験者が社内にいないために見送ったり、一応プロジェクト化はしたものの遅々として進まず何ら成果を創出できなかった、というケースはよくあると思います。
こういった場合に、新規事業立ち上げのノウハウを持つコンサルタントに期間限定で依頼すれば、プロジェクトをスピーディに進めてモノにすることができます。
外部コンサル活用メリット②:既存社員にとっての刺激と教育になる
中小企業では、スキル研修や他社交流といった教育機会を仕組みとして提供していることは稀です。
もちろん現場の実務を通したOJTは間違いなく有効ですが、OJTでは上司・先輩の経験の枠を超えた知見を提供することは難しいため、変化の速い現代においてはOJTだけでは社員教育は十分でない可能性が高い。
かといって、研修会社に定期研修を依頼するのもコストがかかるし、座学のために社員を1日〜数日研修に行かせるのも、経営者としてはなかなか判断に迷うこともあるでしょう。
その点、外部のスキルフルなコンサルタントに一時的に参画してもらうことで、そのプロジェクトに同席する既存社員も大きな刺激を受けることができます。
刺激だけでなく、コンサルタントのスピーディな動きや、IT/DXに関する知見、プロジェクトの進め方やリサーチの方法など、実務に直結する実践的なノウハウを間近で見て学ぶこともできます。
もちろん、机上での資料作成だけを行うコンサルタントではこうした効能を期待することは難しいため、より、現場に入り込む実践派のコンサルタント兼実務伴走者に依頼する必要はあります。
外部コンサル活用メリット③:コストが安く、リスクも小さく抑えられる
「コンサルタントって高単価じゃないの?」と思われた方もいるかもしれません。
基本的にはその通りで、外部のコンサルタント(フリーランスなども同様)を活用する際は、月額単価は社員雇用に比べて高くなる傾向があります。
というのも、コンサルタントやフリーランスワーカーは正社員と違って業務委託契約が基本です。業務委託の場合は社会保障や税などの会社負担がありませんし、通常の雇用契約と違って期間も限定的ですから、どうしてもその分、月額単価は高くなります。
しかしこれは表面的な「高単価」であり、実際には、正社員を雇うよりも安価で低リスクといえます。
前述のように業務委託契約になるため、例えば6ヶ月や12ヶ月というように期間を限定できます。正社員雇用の場合にはこうはいきません。
また、社会保障を会社が負担する必要もなければ、給与計算や勤怠チェックといった労務管理も不要です。毎月、コンサルタント側から請求書をもらい、それに応じて翌月に支払いをする、それだけで済みます。
正社員の場合、仮に業務や性格上の「会社とのミスマッチ」が判明しても解雇するというわけにはなかなかいきません。一方で業務委託契約の場合には、契約は期間限定のため、それ以上の雇用リスクを会社が負うことはありません。
このように、外部コンサルタントをうまく活用することは、採用リスクや人件費増加リスクを抑えながら「事業を短期間で推進する」ためには有効な選択といえます。
本日の内容に興味をお持ちいただけた方は、ぜひお気軽に当社へお声がけください。
貴社の現状をお聞かせいただき、どんな外部プロフェッショナルを活用するのが良いか提言させていただきます。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼