中小企業が使うべき生成AIはGoogle一択?
生成AI領域でのGoogleの攻勢がすごい
今年の4月くらいまでは、生成AIといえばChatGPT(OpenAI)というのが一般的な評価だったと思います。私も、月額200ドルのChatGPT proプランを日常的に利用していました。
ところが5月あたりからGemini(Google)の攻勢が凄まじく、気づけば最も愛用する生成AIになりました。
Googleの生成AIはラインナップが豊富で、
- Gemini(ChatGPTやClaudeに近い、スタンダードなチャットAI)
- NotebookLM(情報を予め与えておくノート型AI)
- Google AI Studio(開発者向けで、膨大なトークンを処理できる)
- Veo3(8秒の音声付き動画を生成できるAI)
など、ざっとこれだけの生成AIツールが揃っています。
日々の業務で主に使うのはGeminiとNotebookLMですが、100万トークン以上を処理できるGoogle AI Studioも、例えば研修動画や商談音声の振り返り評価をする際などに重宝します。
また、Veo3もポテンシャルが高く、今後もう少し長尺な動画も生成できるようになれば、例えば顧客向けのイメージ動画など、ビジネスでも十分に活用できるものと思います。
Googleの生成AIはコスパが最強?
驚くべきなのは、これらの生成AIツールが、無料または非常に安価で利用できる点です。
Google AI Studioは現在は無料で開放されていますし、GeminiやNotebookLMも、一部制限はありつつ無料版でも十分活用できます。(Veo3は今のところ有料のみ)
私はGoogle Workspaceを法人契約していて、そのアカウントで上記すべてのAIツールを利用しています。Google Workspaceは月額1,800円ほどの契約なので、月額20ドルのChatGPTやClaudeを単体で契約するよりも安い。
この安さにもかかわらず、Gemini、NotebookLM、Veo3をproプランという有料プランとして利用できます(Google AI Studioは元々無料)。
さらに、というか元来のGoogle Workspaceの機能として、Gmail、Googleカレンダー、Google drive、Meet、Googleフォーム、あるいはスプレッドシートやスライドといったアプリも当然ついています。
いわば、日々の業務に不可欠な各種ツールと生成AIがほとんどすべて揃っていて、月額1,800円。コスパが良すぎる。
「どの生成AIを使おうかな」と悩んでいる経営者さんは、とりあえずGoogleを使えば間違いないと思います。
中小企業向け生成AIセミナーをやります
というわけで今回のオンラインセミナーでは、主にGoogleのGeminiやNotebookLM、Google AI Studioにスポットをあてたセミナーを開催いたします。
7月17日(木)15:00〜よりZoomにて開催しますので、生成AIの活用にご興味のある経営者・役員のかたはぜひ下記のページから参加申し込みをいただければと思います。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼