社長の時間の使い方:翌週の予定は週末に完璧に立てよう
更新日時:2025.07.19
カテゴリー:Blog
意思決定も実行も担う中小企業社長は忙しい
1年ほど前に、先輩経営者さんからこう言われました。
「翌週の時間の使い方は、週末に完璧に立てておけ」
その方がおっしゃるには、
- 商談、面接、会食などの社外との予定
- それらにかかる移動時間
- 会議、面談などの社内会合
といった仕事だけでなく、
- 将来の経営に対する戦略立案
- 部下の育成プラン
- 集客、営業に関するタスク
- 資料作成タスク
- 経理、財務のタスク
のような、自分一人で行なう作業についても、事細かくカレンダーに予定として入れていけ、とのこと。
次の日から私はこのアドバイスを実践し始め、現在に至ります。
「やること全て」を予定として登録するので、カレンダーは朝から晩まで、予定でびっしりです。
でも、だからこそ、「次は何をしようかな?」と迷ったり止まったりすることなく、毎日どんどん仕事を進めていくことができています。
もちろん突発の仕事が発生して、当初のスケジュールから変更になることも少なくありません。それでも、あらかじめやることを全てカレンダーに入れてあるので、それらを少しずつ調整して空き時間を確保してそこで突発仕事の対応をします。
こうやって自分のスケジュールとタスクを管理しておくと、常に思考がスッキリします。いつ、何をやるかが明確に決まっているので「ああ何から手をつけようか」とイライラすることがない。
経営者は日々、重要な意思決定の連続です。常に聡明な判断ができるよう、思考をクリアにしておかねばなりません。特に中小企業の場合、社長自ら営業現場に出たりすることもあるので仕事量が多くなりがちです。
やることが多すぎて、整理されていない状態だと、余計なイライラやモヤモヤを抱えながら仕事をすることになってしまいます。それではベストな判断力をキープするのは難しいでしょう。
だからスケジュールをきっちり管理して、やるべきことをすべて可視化しておくことが大切なのです。
「週末に、翌週の仕事の計画を完璧に立てる」
ぜひやってみてください。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼