博報堂DYHDで「若手が経営者にAIを指導」する制度がスタート
若手が経営層にAIを指導!
人事系メディアのHRproに面白い記事が出ていました。
『経営層こそ“生成AIリテラシー”が鍵に──博報堂DYグループが若手主導の「AIメンタリング制度」を導入』(HRpro 人事トレンドニュース)
記事によると、博報堂DYホールディングスで「若手社員が経営層に生成AI活用を教える」AIメンタリング制度を始めたとのこと。
これは非常に理にかなっていると思います。
現場の若手メンバーはプライベートでChatGPTやGeminiを日常的に触っているのに、高齢の経営者がAIを全く理解しておらず、「当社はAI利用NG」とAI禁止令を出しているようなケースを時々見かけます。
せっかく現場でAI活用意欲が高まっているのに、経営者がそれを封じてしまい、生産性アップのチャンスを逃してしまっているわけです。
AIの指導を通じて双方のコミュニケーションにもなるので、若手と経営者の距離が遠い大企業ほどこのような取り組みは歓迎されそうです。
中小企業はやっぱりトップダウン推進が良い?
一方、中小企業においては、もともと現場と社長の距離が近いので、現場のAI活用意欲が高まっているのなら「とっくに」社長もAI導入を推進しているのでは、と思います。
つまり、現時点で現場からAIを使いたいという声が聞こえてこないのであれば、やはりAI意欲は高くないのです。
こうした企業の場合は、経営者の強力なトップダウンによって生成AIの導入と定着を推進する以外に方法はないでしょう。
大企業が生成AIによって圧倒的な効率化を実現していく中で、中小零細企業も、生き残りをかけてAIの活用を推し進めていくことが不可欠です。
2025年も気づけば残り4ヶ月ちょっとですから、自社の生成AI活用体制を年内に構築できるよう、経営者のかたは早めに動いていきましょう。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼
【参照記事】
https://www.hrpro.co.jp/trend_news.php?news_no=3623
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