追えないKPIに意味はない
KPIは管理できてナンボ
事業活動における指標を意味するKPIという言葉は、すっかり浸透しました。
大企業、中小企業を問わず、今やどの企業でも「うちのKPIは〜」という話をしていると思います。
要は、事業活動として何を指標とするかということなのですが、KPIというほうが何となくかっこいいですね。
KPIという指標設定の考え方が普及することは素晴らしいと思います。これにより、営業などの事業活動がより戦略的に展開できますので。
ただ、KPIを設定したはいいものの、きちんと運用できていないという会社は少なくありません。
設定した指標に対しての進捗チェックができていない、またはそのチェックに多大な工数がかかってしまっている、という状態ですね。
指標の設定自体は、単なる定義作業です。やろうと思えばいくらでも細かく設計できる。
問題は運用。
その細かく設計した指標を、誰が、どのタイミングで、どこからデータを引っ張ってきて追いかけるのか。ここがクリアできないと、持続的な運用はできません。そうなると「面倒だから誰も追わなくなっちゃった」という事態に陥ってしまいます。
実際にそうなっているケースを見かけることがありますし、私自身、細かい設計をしすぎてこの問題にぶち当たることが時々あります。
KPIは、設計と運用がセットになって初めて意味を持つもの。
KPIを考える際は「これ、継続的に追いかけられるだろうか?」と自問しながら作っていきましょう。
本日は以上になります。
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