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「花やしき」に学ぶ中小企業の生存戦略

更新日時:2025.10.02
カテゴリー:Blog

日本で一番古い遊園地

昨日は都民の日。子供の学校が休みだったので、浅草の花やしきに初めて行ってきました。

夕方から仕事が入っており、滞在は午前〜昼過ぎまでの4時間弱くらい。それでも十分楽しめました。

乗り物やお化け屋敷などを楽しみつつ、この遊園地は私たち中小企業、零細企業も学ぶことが多いなぁなどと感じたので、つらつらと書いてみます。

狭い、古い、だがそれがいい

まず、とにかく敷地の「狭さ」に驚きました。東京ディズニーランドの約90分の1らしいです。

軽く走ったら、外周をぐるっと回るのにおそらく5分とかからないんじゃないか。それくらいの小ささです。

また、古さをあえてそのままにしているのか、どこを見ても、ボロさが滲み出ている(笑)建物の壁とか、遊具とか、そこかしこに古めかしさが溢れていました。

ちょっとびっくりするくらいのものでしたが、不思議と、全く嫌な感じがしないんですよね。「これぞ花やしき!」という感じで、ボロい箇所を見つけるとむしろ嬉しくなってくるぐらい。

これも日頃のブランディングの賜物かもしれません。

「日本最古の遊園地」「1853年から続く老舗遊園地」といったイメージを全面に出したプロモーションをしていることで、”古くささ”が逆に強みになっているのでしょうね。

この「等身大ブランディング」的なものは、とても参考になります。変にスタイリッシュにしたり、カッコよく繕ったりせず、自然体な姿を見せる。

中小企業であれば、例えばあまりパリパリにおしゃれなホームページにしたりせず、できる限りありのままの姿が反映されたページを作る。それがお客さんにとって魅力的に映るかもしれません。

全然待たない!すぐ乗れる、すぐ遊べる

平日ということもあってか、どの乗り物もガラガラでした。最大で待ったのが5分程度というレベルです(笑)

遊園地といえば待ち時間、というくらい普通は行列が並ぶものですが、その常識を完全に破壊されました。

土日はさすがにもう少し混みそうですが、それでも、30分も60分も待つことは稀なんじゃないかと思います。

この「すぐできる」感は、とくにせっかちな現代人には非常に嬉しいものですね。

中小企業でいえば、「呼んだらすぐ来てくれる」「何か相談したらすぐ対応してくれる」という即応サービス。

効率重視の大手にはできない、中小ならではの距離感の近さは、お客さんをファンに変える大きな武器になるはずです。

半日も要らない。3時間あればたっぷり満喫できる

上述のように待ち時間がほとんどないので、3〜4時間もあればほとんどのアトラクションを楽しめます。

園内には食事処も限られていますし、一方で園外には浅草の魅力的な店々が並んでいるので、「午前中たっぷり遊んで、外でもんじゃ焼きを食べて夕方前に帰宅」も余裕で可能。

実際私たちも、昨日はそんな感じのスケジュールでした。4時以降はオフィスに行ってバリバリ仕事をしておりました。

この「半日だけ遊んで満足」という、腹八分目感。なかなか仕事を休めない、多忙な子育て世代にとっては助かります。

昨日の園内には、ちょっと浅草までデートに来たから寄ってみた、という感じの若いカップルや、近くの友達と一緒に遊びに来たというような小学生グループもたくさん見かけました。

みんなきっと丸一日遊びまくるというより、やっぱり数時間から半日くらい遊んで帰るのだろうと思います。

この「ちょっと立ち寄って遊べる感」は、抽象度を上げて考えてみると、「いきなり長期契約ではなく、3ヶ月のトライアル契約から始められる」とか「2週間の無料お試しを気軽に試せる」といったサービス提供の敷居設定に転用できるかもしれません

こんなことまで学ばせてもらえる花やしき。また遊びに行きたいなと思います。

皆さんも機会があればぜひ、足を運んでみてください。

本日は以上になります。

株式会社FooLaiBo
三浦 隼

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