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プログラミングAIのReplitを解約した話

更新日時:2025.10.11
カテゴリー:Blog

1年前は間違いなく最先端の生成AIだった

Replit(リプリット)という生成AIツールをご存知でしょうか。

いわゆる開発系AIで、簡単な指示をすればプログラミングをしてくれて、アプリやWebサイトを作ることができるツールです。

ちょうど1年前の2024年11月頃に、このReplitがTwitter(X)上で話題になりました

私もそのタイミングでReplitを知り、迷わず年間契約で使い始めました。(年180ドルほど)

私の場合はアプリ開発というよりは、ランディングページ(LP)のイメージを具体化したり、ダッシュボードのレイアウトを考えたりといったデザインの視覚化という用途で愛用していました。

当時の時点では間違いなく最先端のAIだったと思います。

やっぱり生成AIの進化は爆速だった

ただ……その後の1年で、生成AIの分野はけたたましいほどのスピードで進化を遂げました

開発系ではCursorやDevinも出てきたし、Difyやn8nのようなワークフロー構築系のAIも登場。

王道のChatGPT、Gemini、Claudeもそれぞれ大きく性能を伸ばして、普段使いではこの3つだけで十分すぎるほどに。さらにNotebookLMも台頭しましたね。

また、MCPのようなツール間連携も、少しずつ普及してきました。

ちょうど今週には、Googleが企業向けのGeminiプランを発表。Google Workspaceだけでなく、SalesforceやSAPなど他のプラットフォームとの連携も可能なAIプラットフォームとなるみたいです。(具体的にどんなことができるようになるかはまだよく分かりませんが)

ざっと思いつくだけでも、この1年、いや半年くらいでこれだけの進化。

その中で、私としてはReplitも自然と使わなくなってしまいました。

愛用ツールは常に入れ替わる前提で

過去の記事↓でも書きましたが、これだけ変化スピードが速いと、特定の生成AIツールだけを使い続けるのは悪手です。



なぜなら、他のツールの性能がどんどん進化したり、全く新しいツールが登場したりする競争環境なので、自分が「今」愛用しているツールがあっという間に古いものになり得るから。

趣味の世界であれば「古い」ことに何の問題もないのですが、私たちはビジネスの武器として生成AIを使っています

ビジネス世界は厳しい競争が前提で、どの会社にもライバルがいます。

自分たちがずっと古いAIに固執している中で、ライバルがどんどん新しい、より高性能なAIを取り入れていけば、やがて業務効率には大きな差がついてしまうはず。

だから生成AIに関しては、ツールは常に入れ替えていくことが前提なんですね。

改めて、なんと忙しない世界線なんだろうか…とため息が出てしまいますが、それでも変化を楽しみながら、キャッチアップしていきましょう。


本日は以上になります。

株式会社FooLaiBo
三浦 隼




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