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精度アップ!魔法のプロンプト

更新日時:2025.10.16
カテゴリー:Blog

生成AIの活用はまだまだ普及していない

10月30日(木)に、商工会議所の生成AIセミナーに登壇させてもらいます。(おかげさまで満席となりました。ありがとうございます)

このセミナーは、生成AIを触ったことがほとんどない、または全くないという方を想定視聴者としています。

というのは、まだまだ、生成AIを業務で活用できている会社や人は多くないのが実態だからです。特に中小企業、零細企業においてその傾向は顕著です

SNS等のメディアを見ていると生成AIが一般にも普及しているような感覚になりますが、実際にまわりを見渡してみると「AIを活用している」という人はなかなかいないんじゃないかと思います。

プロンプト=生成AIへの指示文のこと

生成AI、例えばChatGPTやGemini、Claude、あるいはCopilotなどの代表的なものを使うとします。

そうしたAIに対して、あれをして、これを作って、とお願いすることを「プロンプト」と言います。

生成AIはチャット形式で利用するのが一般的ですから、プロンプトは基本「テキスト」になります。カタカタとキーボードを叩いて打ち込むわけですね。

音声入力も便利ではありますが、やはり基本的にはテキストでのやりとりとなります。

生成AI活用のコツは「ラリー」

AIをうまく使うポイントは、ラリーです。

つまり、1回のやりとりで終わらせるのではなく、何度もキャッチボールしながら、生成AIの回答(アウトプット)を精度の高いものに仕上げていく

この姿勢が不可欠です。

実際の部下や後輩に仕事を指示する時も同じはずです。一度依頼して終わりではなく、提出されたものをチェックしてフィードバックして、また提出してもらってフィードバックして…という工程を踏む。

これと同じです。

魔法のプロンプトを使うと精度がさらにアップ

しかし、この生成AIとの「ラリー」は漫然とキャッチボールをくり返していても精度は上がりません。

場合によってはどんどんズレたものになってしまうこともある。生成AIはなまじ賢いので余計な情報を加えたりして、迷走してしまうこともありますので。

そこでおすすめなのが以下のプロンプトです。私は魔法のプロンプトと呼んだりしています。

『XXXという目的に照らして、内容を網羅的にアセスメントしてみて』

例えば、サイト記事の初稿を生成AIにお願いして、記事が出てきたとします。

何度か細かいやりとりをして、「だいぶ内容が良くなってきたな、でもあと一歩だな」というところまで来ました。

そこで上記のプロンプトを打ち込みます。

大体「わかりました。当初のXXという目的を踏まえて、この記事を網羅的にチェックし、評価します」といった返答をくれます。

そして言葉どおりに、記事全体を厳しく網羅的にチェックし、目的に照らして完成度の高い部分、低い部分と改善点をしっかり出してくれます

そうしたら次は「じゃあその改善アイデアを反映した最新バージョンを作って」と言えばOK。これでおそらく、当初期待したものに肉薄したレベルの仕上がりとなるでしょう。

生成AIの回答精度をグッと高める魔法のプロンプト、ぜひ使ってみてください。




本日は以上になります。

株式会社FooLaiBo
三浦 隼




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