混じりっけのない情報の迅速インプットならNotebookLM
与えた情報をソースとして使える生成AI
Googleの生成AI「NotebookLM(ノートブックエルエム)」が便利で、日頃よく活用しています。
NotebookLMは、PDFのレポートやWebサイトのURL、テキストなどのデータを「ソース」として与えると、それを基にコンテンツを生成してくれるAIです。
自分が与えたソースから回答を作ってくれるので、誤った内容や一般的な内容が紛れこむ”ハルシネーション“がほとんど起こらないのが特徴。
この特徴を最大限に活かした機能の1つが「音声解説」です。
寝ながら聴ける音声解説は地味に便利
音声解説は個人的にとても愛用していて、とくにこんなシーンでお世話になっています。
- 新しい分野の基本を短時間で理解したいとき
- 新規プロジェクトのお客さんの概況を理解したいとき
- 自分の会社の状況を振り返りたいとき
共通するのは、短い時間で、特定の領域について、大まかな状況を素早くキャッチアップしたい。こんなシチュエーションですね。
例えば「量子コンピュータっていう言葉を最近よく聞くなぁ。どんなもので、どんな会社が代表格で、僕らの仕事や暮らしにどんな影響を及ぼしうるものなんだろうか?」と思ったとします。
その場合、量子コンピュータと検索して、出てきたURLを3〜5つほどNotebookLMのソースにそのまま貼りつけます。それからYouTubeでも検索して、同様に3〜5つの動画URLを貼りつける。
そうしたら画面右側の「音声解説」ボタンを押す。
これだけです。数分待てば、ソース情報を基にまとめられた内容を、2人の男女パーソナリティが会話仕立てで解説してくれている10分前後の音声コンテンツが出来上がります。
この男女のやりとりが、ものすごく自然で聴きやすいんですね。「ふ〜ん」「なるほど」「確かに、確かに」といった人間さながらの相槌なども入っていて、知らない人が聞いたら本物のラジオだと思うクオリティです。
広告や宣伝のない純粋なコンテンツ情報
10分前後で、あるテーマ(今回なら量子コンピュータ)について概要を端的にまとめてくれるので、短時間でバランスよくインプットするには最適といえます。
例えば寝室で寝ながらさっと聴いたり、仕事に向かう途中に歩きながら、または電車に乗りながら聴いたりできる。
YouTubeやVoicyといった既存の動画・音声メディアも同様の使い方ができるものの、「自分の知りたいテーマについて、余計な修飾なしに、最短距離で知りたい」という場合には少し不向きです。
こうしたメディアはどうしても、CM広告や自社宣伝、ちょっとした雑談などが混じってしまうためです。
その点、NotebookLMであればそうした要素は当然入りませんから、テーマに関する純粋な情報だけがまとまったコンテンツです。
だから混じりっけなしに「知りたいこと」だけを聴けて、短時間での情報理解がしやすい。
忙しい日々のスキマ時間で情報をインプットしたい人は、ぜひ試してみてください。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼
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