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「営業日は、何日ですか?」

更新日時:2025.11.03
カテゴリー:Blog

現実的な「持ち時間」を正確に把握しているか

各社の営業チームやインサイドセールスチームの支援をさせていただくことがよくあります。

その際、最初は「今どのように管理・運用しているか」の現状を把握することから始めます。

要するに、毎月どのようなプランで営業目標を達成しようとしているのか、そのためにどんなマネジメントを実行しているのか。そこからまず確認していくんですね。

そもそも「営業目標」を明確に決めていない組織も時々あるのですが、基本的には、年次、半期、月次の営業目標数値があって、その達成を目指してチームが行動しているということになっています。

ただ、蓋を開けてみると、「どのように毎月の目標を達成していくか」のプランをクリアに描けているマネージャーに出会うことはほとんどありません。10人のマネージャーがいたら、1〜2名くらいでしょうか。

その1〜2名と他8名のマネージャーの違いは、たった1つの質問ですぐ見抜くことができます。

「それで、今月の営業日は何日ですか?」

月初にこう聞かれて即答できないマネージャーは、目標達成のためのプランをほぼ100%、明確に組み立てられていません。

営業日というのは、営業部隊にとって最も基本的なリソースです。22営業日あるのか、18営業日しかないのか、その4営業日の違いはチームの営業活動にとって非常に大きな差分なのです。

4営業日あれば、8時間×4日で32時間。チームメンバーが10人いたら、320時間にもなります。仮に1件の顧客商談が移動時間含め3時間としたら、議事録や会議参加など社内業務時間を割り引いても、50〜70件くらいの商談上乗せが見込めます。

チームの商談受注率が平均20%であるなら、商談60件として、12件の受注アップが期待できる。これほどのインパクトになります。

逆にいえば、例月より4営業日少なければ12件の受注マイナスにもなりかねない。

営業部隊にとって、営業日数というのはそれほど大きな要素であるということ。

したがって優秀で先を読めるマネージャーは例外なくその月の営業日数を把握しています。さらに、管轄する営業メンバー各人の有給や展示会参加といった「通常の営業活動ができない日数」も正確に把握しています。

こうしてチームの稼働時間を正しく把握し、その上で、その稼働リソースをどこにどう振り向けて、月次の目標数値を達成するかを具体的に組み立てています。

「今月の営業日は何日か?」

この質問を効果的に使ってみてください。


本日は以上になります。

株式会社FooLaiBo
三浦 隼




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