NotebookLMでスライドが作れる
これまでのスライド生成AIは”いま一歩”だった
昨日の記事に続き、GoogleのAIのビッグニュースが来ました。
NotebookLMでスライド生成が可能になったとのこと。
NotebookLMはたびたび紹介しているGoogleのAIツールで、あらかじめ与えたソースの情報をもとに回答を作ってくれます。
そのため、たとえば社内規定や製品仕様一覧のようなPDFを与えて、社内FAQチャットボットとして活用されることが増えています。
そんなNotebookLMで、ついにスライドが作れるようになりました。
スライド生成はAIユーザにとって最もニーズが高い用途の1つで、ChatGPT登場以来、さまざまな「スライド生成AI」が登場してきました。ただ、いずれも「どうも今ひとつ」という出来でした。
特に「日本語(主に漢字)がちょっと変」という点がなかなか解消できず、業務活用には至らないというレベル感にとどまっていました。
NotebookLMのスライド生成機能はレベルが違かった
これまでのAIがそんなこともあり、今回も「さすがにGoogleのNotebookLMと言えど、どうせ…」と思っていました。
ところが実際に使ってみて、びっくり。
「ぜんぜん業務にも使えそうじゃん!」という出来でした。漢字をはじめ、日本語にも違和感がほとんどない。(以下は実際にNotebookLMで生成したスライド)
スライド①

スライド②

スライド③

どうですか?ちょっと「レベチ」なクオリティですよね。
来週11月26日から開催される「ビジネスチャンスEXPO in TOKYO」という展示会に関する説明PDFをソースとしてNotebookLMに与え、それをもとに生成してもらいました。
ものの数分で、10ページ強のスライドが出来上がり、どのページも上記のようなレベル感。
スライドには「申請の締め切り 10月21日」というように日付がいくつも記載されていますが、いずれも正確な情報です。
スライド③などは、NotebookLMが勝手に「【最重要】」と銘打ってくれていますが、こんな気の利いたことをされては脱帽してしまいますね。
このレベルのスライドが「プロンプトなし」で出てくる
これらのスライドですが、生成にあたって私はプロンプト1つ打ち込んでいません。
単に、NotebookLMの画面上にある「スライド資料」(下の画像の赤枠)ボタンを押しただけ。
本当にそれだけです。それで、このレベルのスライドが生成されてしまう。

便利すぎてちょっと怖いくらいですね。
NotebookLMは、ここ数ヶ月で驚くほどのスピードで進化しています。Googleが特に力を入れているAIツールだということがひしひし伝わってきます。
昨日ご紹介したGemini 3とともに、ビジネスシーンで大いに活用できるAIですので、まだ触ったことがないという人はNotebookLMも触ってみることをおすすめします。
※NotebookLMの公式URLはこちら
(利用にはGoogleアカウントが必要です)
https://notebooklm.google.com/
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼
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