「私は生成AIなんて分からん」と経営者は言ってはならない
自分で触ることでAIへの感度が上がる
これだけ毎日のように生成AIに関するニュースが舞い込んでくると、1つ1つを精査・吟味するという行為はとても現実的ではありません。
そうなると大切なのは「とりあえず触ってみること」に尽きます。
かつ、以前にも書いたように「最新AIのニュースに翻弄される必要はなく、基本的なAIを使いこなせば足元の実務は十分に改善できる」ということもまた真実でしょう。
一方で、とはいえ、あまりにAIの進化に無関心でいると、「もっと便利なAIで格段の効率化を実現した競合」に差をつけられてしまうリスクもあります。
特に、会社の舵を握る船長である経営者は、自社で使うAIが陳腐化したものにならないよう、常に最低限の「最新ニュース」はキャッチアップしておく必要があります。
では、その「最低限のキャッチアップ」は、どの程度のアンテナ感度で行えばいいか? 現実には、ここをきっちりと基準化することは難しいでしょう。
この感度を磨くには、実際に各種生成AIに自身が触れ、使い込んでみなければなりません。
この経験を繰り返すことによって、例えばここ1ヶ月のGoogleの動き、Google Workspace Flowsのリリースに、Gemini 3の実装、NotebookLMのスライド機能やNano Banana Proの登場といったニュースが、今後の企業のAI活用にとてつもないインパクトを及ぼしそうだ、ということに直感的に気づくことができるはずです。
逆にいえば、これからの時代、経営者は多忙な隙を縫って常に生成AIを触り、試し、自分の中の感度を磨いておかなければいけない。
その感度にしたがって、目が回るスピードで行き交う生成AIニュースを見極め、必要なものだけを深堀りし、自社のAI・DX戦略に修正を加え、IT投資の振り向け先をリバランスしていく。
これが生成AI時代の、経営者の適切な振る舞いであると思います。
「自分は高齢でAIなんて分からん。部下に任せておけばいいんだ」
などということは、経営者は口が裂けても言うべきではありません。
社長自ら、生成AIをどんどん触り、試し、感度を磨いていきましょう。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼
【生成AIやDXの導入・定着に関するご相談はこちらからどうぞ】
Google Workspace FlowsやGemini、ChatGPT、NotebookLMなど
生成AIを活用して社内DXを改善されたい方は、壁打ちの個別相談も対応しております。よければ下記よりお声がけください。
(当社稼働状況により、実施時期が少し先になることがあります)
https://foolaibo.jp/contact/
【便利なワークシートや会社健康診断はこちら】
FooLaiBoでは、経営者さん向けの各種ワークシートや、会社の課題が整理できる「会社の健康診断」を提供しています。
気になる方はチェックしてみてください。
【生成AI戦略設計ワークシート】
https://forms.gle/7fZiWYUWqbR8hE7V6
【会社の健康診断】
https://forms.gle/v1hb8rvPett4rvXi9
【メールマガジン登録】
https://forms.gle/cfWZY4quqQSUcnjR9
【FooLaiBoへの問い合わせはこちら】
https://foolaibo.jp/contact/