Before/Afterの計測をクセづけよう
Beforeが分からなければ評価もできない
コンサルティング業は基本的に「改善」のお手伝いになりますので、
「前(Before)と比べて、いま(After)はどれくらい改善したか?」
という比較で考えることがクセづいています。
ついやりがちなのは「Before」を計測せずに改善を始めてしまうこと。
つまり、現状、どの業務にどれくらいの時間がかかっていて、どの程度のコストが発生しているか。ここを把握せずに始めてしまうんですね。
そうすると、仮に改善がうまくいっても、定量的に評価することができません。「なんとなく、前と比べて良くなったね」という感覚でしか語れなくなってしまう。
会社の規模が数名程度であれば問題ないのですが、一定の規模になってくると、関係者の認識を統一するための定量的な指標は不可欠になります。
また、人事評価においても、「なんとなく業務を改善した」ではフェアな評価ができませんから、やはり定量的なBefore/Afterでの比較評価は欠かせません。
とはいえ、最初から現状把握をガチガチにやろうとすると、それだけで億劫になり、改善施策が進まないという弊害が出るリスクもあります。
したがって、組織に改善の風土が根づくまでは、Before(現状計測)はそこまでガチガチに細かくはやらず、ざっくりとしたレベルでOK。それよりもスピーディに改善施策を実行していくことに重きを置きましょう。
そしてだんだんと改善活動が定着してきたら、その精度を高めるために、Beforeの計測をがっちり行なう。
すると、施策実行後(After)の効果の有無が数字でクッキリ見えるようになるので、改善活動への評価がより客観的にできるようになり、レベルが一段上がります。
改善活動においては、この「Before/Afterの計測と評価」をクセづけるようにしましょう。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼
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