「仮案ですが」で動けると物事が進む
すべての信号が青になることはない
昔、会社の先輩に聞いたか、物の本で読んだか、出典は定かでないのですが
「すべての青信号が揃うことはないのだ」
という言葉が強く記憶に残っていて、折に触れて思い出します。
意味合いとしては、
「条件や情報が完ぺきに揃うことなど永遠にない。未確定でも不安でも、とにかく一歩ずつ前に踏み出すしかないのだ」
というようなものだと捉えています。
ビジネスの世界においては特にこれは真理であり、すべての情報や条件が手元に揃うことなどありえません。
正解や「聖杯」を求めてもそんなものは存在せず、とにかく手を動かし、行動し、1つずつ修正改善して正解に「していく」。
これがビジネス世界における適切な基本姿勢であると思います。
ただ、自分ひとりの中で完結する行動であれば上記の考えを持ってさえいればすぐ実行できますが、相手がいるとそうはいきません。
相手も同じ基本姿勢を持っているかわからないからです。
その場合、自分なりの言い回しを携えておくと便利です。
私はよく、
- 「ラフ案ですが」
- 「仮説ベースですが」
- 「仮案ですが」
- 「バージョン0.6ですが」
というような言い回しを用いています。
「まだ見えない要素があるのですが、一旦、仮案という形でこんな施策案とスケジュール案を組んでみました。まずこの形で動いてみる、というのはいかがでしょうか?」
こんなふうにお伝えすると、お客様も「そうか、仮案なんだな」と理解いただいた上で、「じゃあ1つ、まずこれでやってみようか。やりながら、軌道修正していく方向で」と前向きに考えてくださることが多いです。
ビジネスの世界は常に仮説の上で進んでいくものですから、こうした言い回しを具体的なツールとして持っておくと、スムーズに物事を前に進めることができるようになります。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼
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