生成AIを本気で導入するなら、来年前半がラストチャンスかもしれない
1年後にAIがどこまで進化しているか分からない
年末ですが、ちょっとだけ怖いことを言います。
「生成AIを事業に活用していきたいなら、2026年の前半がラストチャンスかもしれない」
ということです。
生成AIは今年1年だけでも、恐ろしいスピードで進化を遂げてきました。
皆さん、一年前の2024年12月時点で生成AIがどんな状況だったか、思い出せますか?
おそらく思い出せないと思います。(私も思い出せません。笑)
少し調べてみたところ、2024年12月時点では、
- ChatGPT Pro(月額200ドルの高額プラン)が発表され、「o1」モデルがリリース
- Gemini 2.0のExperimental Advanced(ベータ版のようなもの)がリリース
という状況だったようです。
ChatGTP Proは私も一時期契約していましたが、その後、GeminiやClaudeのモデルが進化していったために解約しました。
GPTも現在は「GPT-5.2」にまでモデル進化しているものの、同様に進化したGemini 3 proが非常に優秀であるため、個人的にはほとんど使っていません。
しかしちょうど一年前の2024年12月時点では、「AIといえばやっぱりChatGPT(OpenAI)」という意見が多勢だったと思います。
月額200ドルという高額プランに加え、Soraという動画生成AIも発表して、飛ぶ鳥を落とす勢いだったのを記憶しています(書きながら徐々に思い出してきました)。
ところがそれから1年経過した2025年12月現在、OpenAIのChatGPTは少々下火である印象が否めません。もちろんここは個人差が生じる部分だとは思いますが、同意してくださる人も多いと思います。
つまり生成AIは、それくらい変化の激しい、先の読めない分野であるということです。
自社が使わなくても、競合が使って進化していく
来年の2026年末には、もしかしたらChatGPTでもGeminiでもClaudeでもなく、全く新しいプレイヤーがAI領域を席巻しているかもしれません。それくらい予測の難しい領域であるわけです。
ただ、そうした中でも間違いのない見立てとして言えることは、
『生成AIを活用しない企業は、効率性の観点から競争に劣後していく』
ということ。これはおそらく間違いないことでしょう。
自社がAIを使わなくても、ライバル会社がAIを使って、業務効率を向上させていく。それにより、給与をアップして優秀な人材を採用したり、販売価格を下げて(またはインフレ環境の中で現在価格を維持して)マーケット競争力を高めていく。
そんなシナリオが、現実に起こりうるわけです。あるいは、すでに起こっているわけです。
「俺はAIなんて嫌いだ」などと言ってる場合じゃない
そのような中で、経営者が「俺はAIなんて信用しない。好きじゃない。だから当社は使わない」などと言っていては、時代に取り残されるのは必然といえます。
好むと好まざるとに関わらず、もはや生成AIの活用は企業にとって不可避のテーマとなりました。
従来のDXなどと比べて、とっかかりやすく、また導入の敷居が低いので、「たとえ自社が導入しなくても、競合がどんどん導入して進化していってしまう」。これが、AI時代に経営者が認識しておかなければいけない事実です。
となれば、やることは1つ。
生成AIを、いかに早く触り、導入し、定着させ、成果を得るか。
ツールは何でもいいのです。ChatGPTでもGeminiでもClaudeでも、あるいは全く未知の第三のツールでもいい。ツールは勝手に進化していきますから、その時々で最適と思われるものを選択するのみです。
意識と文化を変えるには時間がかかる
一方で、AIを使う、AIと付き合うというスタンスやノウハウ、企業としての受け入れ態勢は、一朝一夕には確立できません。
会社として「よし、導入するぞ!」と息めいても、実際にAIを触って業務実装していくのは現場の1人ひとりのスタッフですから、その方々の意識改革、カルチャーチェンジが必須です。
そうした意識、文化の変革には、当然長い月日が必要となります。
したがって、やはり、いかに早く始めるか。いかに早く動くか。ここに尽きるわけです。
GPT-3.5が登場した2022年11月から早々に動いてきた企業も世界には存在します。2023年3〜4月のGPT-4の登場時に一気に自社導入を進めた企業もいます。
一方で、そこから3年以上が経過した2025年12月末現在で、まだ導入をしていない、あるいは「自分自身がAIを触ったこともない」という経営者さんもいる。
そうした経営者さんが率いる企業が、来年以降さらに激しさを増すであろう激動の時代を果たして生き残っていけるだろうか? たとえば2030年時点を想像してみた時に、それらの企業はどのような姿になっているか?
そう考えると、AI導入・活用に動くのは、来年2026年前半がラストチャンスというのもあながち冗談ではないとお分かりいただけると思います。
あえて「2026年前半」と半年に区切ったのは、冒頭に書いたように、それだけAIの進化スピードが速いから。
そしてそこに順応していく企業と、そうでない企業の格差の開き方も、同様にとてつもないスピードで進んでいくから、です。
これくらいの危機感をもって、経営者は生成AIを、そしてライバル企業群の動向と向き合っていく必要があると思います。
年末にちょっと重たい話で恐縮ですが、来年の活動の参考になれば幸いです。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼
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