「実行できる人」を社内に抱えていますか?
仕事は実行してナンボ
生成AIの登場で、仕事を「考える」部分は誰でもできるようになりました。
私も毎日生成AIを使っていますが、自社の経営方針をChatGPT o1 proと会話したり、Claude 3.7 sonnetに詳細な事業計画を書いてもらったりしています。
正直、自分の頭だけで考えるより、生成AIに手伝ってもらったほうが100倍網羅的で奥行きのある、かつ具体的な戦略や施策が策定できる(笑)
こんな具合に、もはや生成AIを使えば誰でも、それこそ経営者も社員も関係なく、一定のレベルのアウトプットは出せるわけです。
これは他社との関係でも同じで、皆さんの競合企業も、同じように市況環境を分析したり、競合である皆さんをリサーチしたり、その上で効果的な集客・営業施策を立案したり、といったことが生成AIで可能になる。
そうなると、あとは「実行するか」だけの違いです。いかに速く動いて、徹底的にやり切るか。ただそれが案外難しい。
多くの中小企業では、この「実行できる人」が不足しているからです。
施策のプロジェクトをリードして実行するというのは結構難儀な仕事で、やったことがない人にはどう進めていいか見当がつかなかったりします。
AIはこの「やり方」も指南してはくれますが、実際に動くのは人間である自分たちなので、そこになかなかのハードルがある。
ただ、現代は本当に便利な時代で、困ったら「実行できる人」を会社の外に探しに行けば、いくらでも見つかったりします。
代行業者、フリーランス、コンサル会社などなど。
最初はそういった外部の専門家を頼って施策を動かし、プロジェクトの進め方を社員にも体験してもらう。その後、ゆくゆくは、社員が自分でプロジェクトを立ち上げてリードできるよう育成していけばいい。
生成AI×外部リソースの活用で、企業の実行力は飛躍的に高めることができる。
ワクワクする時代ですね。