生成AIが営業施策を立案?
更新日時:2025.06.01
カテゴリー:Blog
NotebookLMの提案で販路拡大
中小企業が生成AIを活用している具体事例はまだあまり世に出ていない印象ですが、ツギノジダイさんに興味深い記事がありました。
※記事のリンクは最下部に貼っておきます
その記事では、木材の専門商社の2代目経営者さんが、生成AIを活用して営業の効率化に取り組んでいる様子が紹介されています。
生成AIツールとしては、Googleの「NotebookLM」をとくに活用。NotebookLMは、一般の知識情報も参照して回答を作るChatGPTやGeminiと異なり、「ユーザから与えられた情報だけをもとに」分析や案出しをしてくれるツールです。
この会社さんでの具体利用としては、
- 自社の財務データをNotebookLMに入れて分析させた
- すると「もっと広告や営業に力を入れるべき」とアドバイスを返してきた
- アドバイスにあった展示会に出展したところ、新しい企業から引き合いが来るようになった
というもの。他にも、膨大な在庫データの分析も、同じくGoogleが提供する生成AI「Gemini」で実施したそうです。
素晴らしい活用法だと思います。
自社のデータをもとに分析・提案してくれているので、一般的な情報が混ざらず、純度の高いアドバイスになっているはず。
また、そのアドバイスを「面白い」で終わらせず、実際に実行している点もすごいですね。
正直、この使い方ができれば、外部コンサル会社は必要ありません。生成AIがコンサルタント代わりになるので、あとは実行さえできればいいわけです。
すごい時代になりましたね!
※ツギノジダイさんの記事はこちら
https://smbiz.asahi.com/article/15773066