議事録のAI化はまず「フォーマットの簡素化」から
話者判定はまだAIは得意じゃない
AIのセミナーや研修をしていると、
「議事録をAIで作りたいが、誰が発言したか、までAIで分かるのか?」
との質問をよくいただきます。
議事録作成、なかなか大変ですからね。AIに任せられるならそれがいい。
ただ、AIは「話者判定」はまだあまり得意じゃないです。
中には、事前に「これはAさん、こっちはBさん」と指定(ラベリング)しておいて、その声の特徴に近い音声をAさん・Bさんと判定するといった方法もありますが、
議事録作成に、そこまでの労力をかけなくていいと思います。
私がいつもお答えしているのは、
「AIで議事録を作る前に、議事録のフォーマットを、シンプルにしましょう」
ということ。
議事録というのは大体体裁(フォーマット)が会社、組織ごと決まっていますね。
開催日時、出席者、場所、議題、合意事項、ネクストアクション、など。
逆に言えば、上記くらいの内容が書かれていれば、一般的な企業活動における議事録の条件は満たしているわけです。
これが、たとえば国会や政策委員会の議事録であれば、おそらく「誰が発言したか」も厳密に記録すべきでしょう。
でも企業での、とくに社内会議や、お客様との打ち合わせであれば、「すべての発言内容と話者を記録する」なんて全く必要ない。
誰が参加し、何について話し合い、何が決まり、宿題はどれか。
これだけで十分。
これだけなら、話者判定なんて必要ありません。
まず議事録のフォーマットを、これくらいシンプルにしてしまう。
その上で、会議中にサッとメモを書きまとめておき(または録音などしておき)、それをAIに渡して議事録に仕上げてもらう。
これでOKです。
「AIで議事録を作る前に、議事録のフォーマットをシンプルに」
本日は以上です。
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