中小企業の営業が取り入れたい「定期連絡」
いつも絶妙なタイミングで電話が来る営業さん
個人的に非常に尊敬している営業マンの方がいます。
キーエンスグループのある媒体系サービスの営業担当者さんなのですが、いつも、絶妙なタイミングで連絡をくれます。
つい先日も、まさにその日の朝にそのサービスを久しぶりに再検討していたところ、電話をいただきました。
ご本人は謙遜していましたが、ちょっと神がかっているほどのタイミングの良さでした。
MAツール(マーケティング・オートメーション:見込客のWebサイト訪問などを検知できる)でリアルタイムな行動検知をしているのだと推測しますが、私がWebサイトを閲覧していないような時期でも、定期的にちょっとした連絡をくれる素敵な方です。
信用金庫もルート営業のプロ
また、懇意にさせていただいている信用金庫の担当者さんも、やはり絶妙な間隔で連絡をくれます。
「そろそろこちらから連絡しようかな」と思った頃に、いつもあちらから朝イチで電話をくださる。
信用金庫の営業さんというのは、法人・個人のお客様をひとりで100〜200と抱えているそうです。基本的にルート営業ですから、いつ、誰に、どんな要件で連絡をするかを事細かくスケジューリングしているのでしょう。
プロだなぁ、と感嘆します。
「定期連絡」を自社でも取り入れよう
このような「定期連絡」はお客様との関係性を維持・強化していくために不可欠な活動です。
にもかかわらず、多くの中小企業ではこの活動がおざなりになっているように見受けられます。
営業担当者の人手不足が主な理由ですが、細やかにスケジューリングをして「次はいつ連絡する」を決めておけば、案外負担なくできるものです。
1件あたりの連絡は電話で数分ですから、たとえば1ヶ月に1回、「定期連絡日」を設定して丸一日お客様リストに連絡を入れるといった仕組みで対応できます。
IT企業などではこうした取り組みを「ナーチャリング」といいます。
見込客のリストは有限かつ貴重ですから、すぐの受注には至らない見込客との関係性もしっかり継続することで、将来的に受注を増やしていく活動を重視しているんですね。
中小企業でも、このナーチャリング活動を取り入れていきましょう。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼
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