Emailの「送信予約機能」は使っていますか
仕事への期待スピードが上がっていく
昨日の記事で、「世の中の仕事への期待速度がどんどん上がっていく」と書きました。
じゃあどうすればいいのか?を書かずにいるのは無責任ですから、1つ、例を挙げてみたいと思います。
生成AIの活用例でもいいのですが、最近は生成AIについてばかり書いていて皆さんも食傷気味かもしれないので、もっと一般的なTipsを書いてみます。
Emailは即レスを徹底
例えば、Email。誰もが日常的に使うツールです。
私は、受け取ったEmailは原則その場で返信、を徹底しています。いわゆる即レスです。
というのも、一旦読んだ上で「あとで返そう」とすると、のちのちそのメールを探さないといけません。そして、もう一度読み直して内容を理解してから返信文を書かないといけないため、二度手間、三度手間になります。
ですから、メールが届いたらすぐに読み、その場で返す。重たい内容の場合など「あとでじっくり考えて、よく練ってから返そうかな」と思うこともありますが、即レスしてもじっくり考えても回答のクオリティは大して変わりません。
であれば、1度で読んですぐ返したほうがいい。お客さんとしてもそのほうがありがたいでしょう。
送信予約機能を使うと便利です
ただ、時々「即レス」をやめておくケースがあります。例えば、夜18時過ぎに届いたメールや、金曜の夕方に届いたメールなどですね。
メールは「ボールをどちらが持つか」のキャッチボールです。本音をいえば、お互いにボールは持ちたくない。とくに、宵越しや週末を跨いで自分がボールを持つのはどうも嬉しくない(笑)
お客様も同様の心持ちだとすると、日暮れどきや金曜夕方に届いたメールを「即レス」するのはあまり親切ではないと感じます。
そんな時に便利なのが、送信予約機能です。
どのEメーラーにも大体ついているんじゃないかと思います。私はGoogle WorkspaceのGmailを使っていますが、もちろんついています。

この機能を使えば、例えば金曜の17時に届いたメールを、週明け月曜の11時に返信されるように予約ができる。
しかしそのメールを見て返信文を書く作業は金曜の1回だけですから、こちらとしては「即レス」できた気分で週末を迎えられます。
完璧なWin-Winですね。
メール以外にも、例えばビジネスチャット。Slackなども同様に送信予約機能がありますので、週末前のレスは、この機能を使うのがおすすめです。
生成AIはもちろん便利ですが、他にもこうした日常的なところから工夫を重ね、今後訪れるであろうハイスピード業務の時代を万全の備えで迎えたいものですね。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼