耳の痛いことから、逃げない
「耳障りのいいAI」に慣れてしまうのは危うい
日々、色々な経営者さんと接していて思うのは、
「耳の痛いことに向き合っている人は強い」
ということ。
お客さんやコンサルタントからの手厳しい指摘、幹部や現場の従業員からの率直な意見。
そうしたフィードバックを「ありがたい指摘」として受け止め、すぐ改善に活かしていく経営者さんの会社はほとんど必ず伸びていきます。
当たり前の話ですね。
問題が存在し、それを指摘され、問題と認めた上で、改善する。
これをくり返していけば、良くならないはずがない。
それは事業でも、人格でも同様です。
そしてここに、生成AIを使う危うさがあります。
AIは基本的に迎合します。利用者に、寄り添って発言してきます。
だから、愚痴や不満をAIにぶつけると、とても気持ちがいい。
「あなたのいうとおりですね!」「それは相手が悪いですよ!」
などと賛同してくれるからです。
この迎合は救いになる一方で、慣れてしまうと非常に危険です。
何かあるたびAIに投げ込んで「慰めてもらって」いると、厳しい指摘や真っ当なフィードバックを受け入れられなくなります。
そしてきっと、その指摘に対する愚痴を、またAIに投げ込むようになるでしょう。
そうなれば、指摘を適切に受け止め、問題を認め、改めるという改善のループを回すことはできなくなります。
AIは便利ですし、一定の「慰め」も有効に働くこともあります。
孤独な経営者にとっては、そうした寄り添いが救いになる場面もある。
ただ、迎合に過度に依存してしまうのは非常に危険。
「AIは基本的に迎合してくるもの」
この点を忘れずにAIと付き合っていきましょう。
本日は以上になります。
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