「GPT-5がリリースされた」→すぐ触りましょう
OpenAIがGPT-5を発表
今朝方、アメリカのOpenAI社が、最新AIモデル「GPT-5」をリリースしました。
無料版を含むすべてのChatGPTユーザーが利用可能だそうです。私は現在Plusプランを利用中ですが、もう使えるようになっていました。

なお、これに合わせて、GPT-4o、4.1、o4-miniなどの過去のモデル群はすべて廃止されています。選択肢がスッキリして非常にシンプルなUIになりましたね。
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とりあえず「すぐ触ってみる」が大事
発表によるとGPT-5は、過去モデルより大幅に優れた「PhD並みの専門性」を持つ高性能モデルのようです。
と言われても、具体的にどのくらい優れているのかピンときませんね。
こういう場合は、自分ですぐ触って試してみる、が正解です。
実際には、GPT-4oくらいから「もう違いがよくわからん」とキャッチアップの匙を投げてしまった人も少なくないと思います。周囲の社長さんでも、もう新しいニュースは追っていない、という人をちらちら見かけます。
来月には別の会社が別の「衝撃発表」を出すかもしれない
でも、これからの時代は「毎月のように大きな技術進化のニュースが出てくる」ような時代です。
2022年末のChatGPT(当時はGPT-3.5)の登場以来、まさにほとんど毎月くらいのペースで、OpenAI、Microsoft、Google、Amazon(Anthropic)などの主要プレイヤーが機能アップデート等のリリースをしてきました。
もう少し規模の小さい周辺プレイヤーのAIツールも含めれば、おそらく「毎日」のように、何らかの新情報が出ていることでしょう。
今回のGPT-5を「衝撃発表」と形容している人々をSNSで目にしましたが、このレベルの発表をまた来月には、別の企業が出してきても何ら不思議はありません。
変化を当然のものとすること。変化に辟易しないこと
このような「新情報」はこれからも続々と出てきます。今後はさらに加速するかもしれません。
中には非常にマニアックな技術進化のニュースもあるので、一般業務へのAI適用という視点から見れば「ウチには関係ない」ものも一定含まれる。これは間違いないでしょう。
一方で、そうしたニュース群の中に「当社にピッタリな」機能やツール、活用事例などが紛れている可能性も十分にあります。
例えばモデルの性能は前と変わらなくても、ユーザー画面のデザイン設計が少し変わるだけで劇的に使いやすくなり、「これなら自社の従業員にも展開できる!」というツールに生まれ変わることだってありうる。それを見過ごしては、自社の生産性向上のチャンスをみすみす逃すことになってしまいます。
大企業であれば、総務部とかDX推進部といった部門の人たちが、生成AIに関するニュースも日々ウォッチして回覧してくれるかもしれません。
しかし中小企業ではなかなかそうした仕組みはありませんから、経営者自身がアンテナを張って情報を取りに行く必要があります。
また、こうした変化への気づきは、ニュースの字面を追うだけでは不十分で、実際に自分で触って試してみることが不可欠です。
ガッツリ何時間も触り込む必要はありません。ほんの数分でも、その場ですぐに試してみる。それで良さそうな感覚を持てたら、あとで時間をとってじっくり使ってみる。それでいいのです。
激烈な変化と、それに伴う情報の洪水は今後ますます勢いを増す一方です。
その環境にうんざりしたりせず、これを当たり前のものとして受け入れ、この時代の波を乗り切っていきましょう。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼
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