「音声入力AI」は必要か?
SNSでは人気。でも使う必要はない
最近ホットなAIジャンルとして、「音声入力AI」があります。
文字どおり、電話のように話しかけるだけで対応してくれるAIです。
有名なものではAquaVoice(アクアボイス)、それからここ1〜2週間ではTypeless(タイプレス)というツールが人気です。
使い方はカンタンで、スマホに入れたこれらのアプリに向かって話しかけると、AIが高精度で音声をテキストに変えてくれて、かつ自動で編集・変換をしてくれます。
SNSではこれらの音声入力AIは話題で、「雑に喋った内容をAIが一発で記事にしてくれた!」といったような投稿も目立ちます。
ただ……私たち一般の中小企業での活用においては、わざわざ音声入力AIを入れる必要はない。
と思っています。
確かに「スマホに話しかける→ほぼリアルタイムでAIが編集してくれる」というのは便利です。
便利ですが、今のところ、スマホの「標準の」音声入力機能とそこまでの差がありません。
私はいつもiPhoneの標準の音声入力(テキストを打ち込む際に右下に出てくるマイクのアイコンを押すと使える)を使っています。
例えばGoogleカレンダーを立ち上げ、いま行ってきた商談で話した内容を、カレンダーの当該予定の欄に音声入力で吹き込みます。
すると、ほとんど誤りのない内容が文字起こしされます。
あとはその内容を、愛用のGeminiにコピペして、簡単な議事録にまとめてもらう。
この間、ものの4〜5分です。お客さんのオフィスを出て、最寄りの駅まで歩いている間に完了します。
※なお、音声入力をする際は、会社名や個人名は伏せる(A社とかB部長とか表現する)のと、周囲に聞こえないようごくごく小さな声で話すことを推奨します
このように、「スマホ標準の音声入力 + Geminiなどの汎用AI」でも十分な速さと使いやすさで対応できるので、
わざわざ単品の音声入力AI(AquaVoiceやTypeless)を使う必要はないと思っています。
また、GoogleのGeminiなどに比べて、新興のAquaVoiceやTypelessは運営企業の詳細もよくわからないので、「議事録相当の業務情報をおいそれと入力して大丈夫だろうか?」という情報セキュリティ上の心配もあります。
いずれにせよ、我々中小企業においては、GeminiやChatGPTのような汎用型の生成AIを使うだけでも業務効率は飛躍的に改善できるので、
音声入力の専門AIを導入するメリットはさほどないとの結論です。
新しいツールの導入は、従業員にとって少なからず負荷になるため、導入ツールの数をみだりに増やさず、まずはGeminiやChatGPT、ClaudeのようなメインのAIひとつをしっかり定着させることを優先しましょう。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼
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