どぶ板営業は”ルーティン”にしよう
どぶ板営業とは
どぶ板営業という言葉があります。若い方はあまり知らないかもしれません。
元々は選挙に関する言葉で、候補者が1軒1軒の家々を訪問して回る活動に由来するそうです。昔の家の玄関前にはどぶ板というものがあって、そこをまたいで家を訪ねる様子から来ているとのこと。
そこから紆余曲折経て、いまは「1件1件泥くさく営業すること」というような意味合いで使われます。
リストを用意して片っ端から連絡しまくる、とか、イベントに参加して来場者に端からバンバン声をかけていく、とか。
あるいは現代らしく、SNSでとにかく大勢の人に1件ずつDMを送っていく、などもドブ板営業といえそうです。
気合いを入れて始めると続かない
とくに、私たちのような中小・零細企業の社長が、自分で新規商材の販売を先陣切って行なう場合などに「よし、ドブ板営業やるか!」という感じで使われることが多いように思います。
それで、このドブ板営業、始めるときは「いっちょやるか!」という具合に気合いをいれてスタートするのですが、なかなか続かないケースが多いです。
時々、ご支援先でも社長さんが始めることがあるのですが、1〜2ヶ月もすると当初の勢いはなく、「あれは効果ないから止めたよ」という具合です。
ルーティン化すればどぶ板も続けやすい
私はこれは非常にもったいないと思います。中小企業・零細企業においては社長は間違いなく最強の営業マンですから、そのリソースは営業活動に振り向け続けるべきです。
ただ、あまり気合いを入れて始めてしまうと、「リストを1周まわす」ところまでは勢いがあるのですがそこで終わってしまう。
そうではなく、そんなに前のめりに始めず、どちらかというとマイペースにスタートする。そしてドブ板を、ルーティン化してしまう。これが強いと思います。
私の場合、毎週1〜2h、固定の時間枠を押さえておき、その時間でメールや電話でのドブ板営業をします。
決められた時間に、決められたお相手がたに対して、淡々と連絡をする。「よっしゃやるぞ!」という気合いはなくて、さぁ今週もこの時間だ、という肩の力が抜けた状態です。
だから、長く続けられる。長く続けていれば、お客さん側のタイミングが合って近況を詳しく教えていただけたり、面談に繋がったりする。
リストを1周まわして満足していては、成果には繋がりません。
ドブ板営業は気合いよりもルーティン化。これでいきましょう。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼
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