勘と根性の営業を「科学的」に改善する方法
目標達成できる営業チームは何をしているか
仕事柄、各社の営業組織に関わらせていただくことが多いです。
ほとんど毎日、どこかの会社さんの営業チームと会話をしています。
その中で「きちんと営業目標を達成しているチーム」と「未達で終わるチーム」がくっきり分かれています。
この違いはどこから来るのか?
答えは、
「営業をプロセスごとに分解して管理できているか」
ここにあると確信しています。
多くの営業組織では、チームの目標を「受注金額(あるいは受注数)」に置いています。ここは会社ごとの自由なので、受注金額でも、粗利金額でも問題ありません。
問題は次。じゃあ、最終目標の「受注」を、具体的にどんな「プロセス(工程)」で達成するのか。ここまで落とし込めていない組織が多いんです。
営業にはプロセスがある。つまり受注までの段階があります。
一般的には、
リスト取得→架電→着電→アポ取得→商談→案件化→提案→見積→最終検討→契約
このような流れを踏みます。
この流れは「ファネル(漏斗)」とも言って、上から下へ、逆三角形にすぼまっていくイメージで進行します。上から順にどんどん数が減っていくわけですね。
リストを1,000件取得し、
そのうち有効な連絡先のあった900件に架電し、
担当者に着電したのが180件で、
うち30件のアポが取れ、
24件と商談でき(他はキャンセル)、
8件が案件化し、提案をして、
4件で見積もりを出し、
1件を受注。
例えば、こんなイメージです。
逆三角形のトップでは1,000件のリストがありましたが、下へ進むにつれて数が絞られ(多くが離脱していき)、最終ゴールである受注は1件となりました。
この、数が絞られていく割合を「転換率」とか「コンバージョン率」と言います。
1,000件のリストから架電できたのが900件ですから、転換率は90%。
900件電話して担当者着電が180件なので、転換率は20%。
このように、プロセスの段階ごとに転換率が出せるわけです。
目標を達成する営業チームは、ほとんど必ず、この「プロセス分解と転換率」がきちんと見える化されています。
そして、段階ごとの転換率をいつもチェックして、どこで大きな離脱(ボトルネック)が発生しているかを把握します。
どこがボトルネックか明らかなので、あとは手を打つだけ。
1つは、転換率をどう上げるかを考え、実行する。(質を上げる)
もう1つは、転換率が上げられないなら、数を増やしにいく。(量を上げる)
難易度としては、後者の方がカンタンです。質を改善するより、量を増やす方が「すぐ、確実に」できるからです。
着実に目標を達成し続ける営業組織は、ほとんど例外なく、こうした手法でチームをマネジメントしています。
勘と根性ではなく、科学的なアプローチで営業を管理しているんですね。
自社の営業組織はこのようなアプローチができているか、チェックしてみるのがおすすめです。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼
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