リード獲得の経路を理解する
Web広告だけが「獲得経路」ではない
先日、ある商工会議所の担当者さんとお話しさせていただいたのですが、その際、
「お客さんを獲得するルートが、Web広告しか無いと思っている社長さんが結構いる」
ということをおっしゃっていました。
お客さんを獲得するルート(経路)のことを、リードチャネルとか、リードソースと一般的に呼んだりします。リードとは見込客、つまり「当社の製品・サービスを購入してくれる可能性があるお客さん」のこと。
この「リードを獲得するためのルート」は、ビジネスモデルにより多少変わるものの、意外とたくさんあります。
ただ、商工会議所の方がおっしゃっていたように、それをご存知ない経営者さんも少なくないのだと思います。
リード獲得経路はこんなにたくさん存在する
では、具体的にどんな「リード獲得経路」があるのか?
ここではBtoBビジネスを想定しながら、ざっと書き出してみます。
プル型(お客様から”見つけてもらう”)
デジタル
- SEO・オウンドメディア
- Web広告(リスティング、ディスプレイ)
- SNS運用(LinkedIn、X、インスタグラムなど)
- ウェビナー・オンラインセミナー
- ホワイトペーパー・資料ダウンロード
オフライン
- 展示会出展
- セミナー・勉強会主催
- 業界団体活動
- 書籍出版
プッシュ型(こちらから働きかける)
直接アプローチ
- テレアポ・訪問営業
- DM・FAX-DM
デジタルアウトバウンド
- メール配信・メルマガ
パートナー経由
- 紹介営業
- 代理店営業
- 既存顧客からの紹介
ほか
- マッチングサービス(企業同士を繋げるサービス)
- アポ獲得代行サービス など
本当に「ざっと」書き出しただけでも、これだけのバリエーションがあります。
こうして書き出してみると、Web広告という経路は、10も20もある選択肢の中の1つでしかないと分かりますね。
経路の選択肢を知れば、打ち手も広がる
いかがでしょうか?
「さぁ新しいお客さんを獲得しにいくぞ!」と考えた時、実はこれだけの選択肢があるわけです。(厳密にはもっとある)
GoogleやYahoo!などのデジタルWeb広告、あるいは新聞や折込チラシなどの紙媒体広告といった「広告施策」だけをやってきた企業さんは、これらの膨大な選択肢の中の「あえて1つを」採用してきたということになります。
言い換えれば、その他の選択肢は捨ててきた、とも言えるかもしれません。
施策の実行にはヒトとお金というリソースがかかりますから、すべての選択肢を実施することはできません。
ただ、複数の選択肢を知っておけば、その中で、制約や状況に応じてその都度最適と思われる経路(施策)に張ることができます。
Web広告に一定の予算をかけて安定したリードを蓄積しながら、自社セミナーを定期開催して低コストでの集客経路を構築していくとか、既存のお客様とのコミュニケーションを増やすことで新規顧客を紹介していただくといった「複数の選択肢を並行で走らせる」ことも可能になります。
その出発点は、選択肢の全容を適切に知ること。
知らなければ選択のしようがなく、したがって打ち手の幅も広がりません。
まず、全容を理解し、その中で都度狙いを持って特定の経路(施策)を選択していく。
こうした戦略的な動きを取り入れることで、会社の成長エンジンを加速させることができると思います。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼
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