未来は「課題との向き合い方」で決まる
会社は「課題」で出来ている
『ほんと、会社っていうのは「課題」で出来ているものですよね』
先日、打ち合わせ中にお客さんがこんなことを言っておられました。
あとから反芻してみて、その通りだなぁとしみじみ思いました。
これまで、大企業からスタートアップ、中堅中小企業までさまざまな会社とお付き合いしてきましたが、どの会社も例外なく課題が山積みでした。
大手だから課題が少ないとか軽いとかそんなことはなく、むしろ大手企業ほど人の数、組織の数、お客さんの数に比例するように課題が列をなしていて、その解決のために莫大なリソースを費やして奮闘している。そんな印象でした。
課題への向き合い方は各社各様
どの会社にも、課題が山のように存在しているのは間違いありません。
一方で、課題に対する向き合い方は十社十色という感じで、各社ごと大きく異なります。
というより、この課題への向き合い方こそが、その会社の在り方にもなっているように思います。課題にどう対応するかで、会社の成長が大きく変わってくるからです。
こちらの記事で書いたように、いま企業の倒産が悪化しています。
厳しい事業環境の中で、倒産する会社が増えるのは当然です。でも、その一方で、過去最高益を叩き出す会社だってたくさんある。
この明暗を分けるのが、課題への向き合い方なのではないかと考えています。
向き合い方次第で結果は変わる
例えば、集客。
大体どの企業でも、集客を重要課題に挙げる社長が多いはずです。
つまり集客というのは、どこの会社にとっても共通の課題なわけです。
ただしこの課題への向き合い方は、企業ごとさまざま。
「集客力を高めないとマズい」とわかってはいても、Webサイトを古いまま放置していたり、広告に予算を割かなかったり、営業マンの採用に本気で取り組まなかったり、というA社長。
逆に、B社長はしっかり費用を投じて大規模なサイトリニューアルを行い、広告も毎月打ち続け、優秀な営業チームを作るために採用と教育に力を入れている。自己資金だけで賄うと現預金が毀損してしまうので、銀行に相談して借入を増やし、補助金や助成金を活用して少しでも自社負担を減らす努力もしている。
この2社が同じ業界で戦っていた場合、数年後により安定した未来を獲得しているのはどちらでしょうか。間違いなくB社でしょう。
「課題との向き合い方」で明暗が分かれる
2社の明暗を分けたのは、集客という課題への向き合い方です。
課題自体は同じでも、その重要度をどう設定するか、経営者がどれくらい本腰を入れるかで対応はまったく変わってきます。
「会社は課題で出来ている」
これが企業活動の真実であり、課題との向き合い方がその後の未来を決める。
経営者はこの大前提を踏まえて、自社に溢れる課題の中から何を重要課題として取り扱うかを決めていくことが大切ですね。
本日は以上になります。
株式会社FooLaiBo
三浦 隼
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