これからの時代に求められるのは「ボス力」?
ボス力とは「決める・責任をとる」こと
経営共創基盤代表の冨山和彦さんが、著書『日本経済AI成長戦略』(文藝春秋)の中で、
「AI時代に生き残れるのは、ボス力を持つ人」
という趣旨の主張をしておられます。
ボス力とは、ボス(Boss)として、決断する力、そして責任をとる力。
乱暴に言えば「決めて、何かあればケツを拭く」ということ。
これはリーダーの覚悟そのものですね。
なぜ、これからはボス力なのか?
それは、「決める手前」までの仕事は、AIがやってくれるから。
判断支援業務と呼ばれる、情報収集・レポート作成・論点整理・戦略立案などの仕事はほぼAIがこなしてくれるようになるわけです。
すでに現時点でも、8割がたこの領域は生成AIが代替できつつある感覚です。
より自律的・高度な作業ができるAIエージェントが一般化すれば、いよいよこれらはすべてAIの役割になるでしょう。
その時、人間に残された役割は何か?
それが「決めること」と「責任をとること」というわけです。
日常的にAIを使い、また同様にAIを活用しているお客様たちを見ている私としても、この主張には異論なしです。
また冨山さんは同著の中で
「(ボス以外でいうと)現場でお客さんと接する営業担当者やサービススタッフのような”感情労働”もAIに代替されず価値が上がっていく」
と述べておられます。
つまり、AI時代に私たち人間が担うべき役割は、
・ボスとして、意思決定し、責任をとる
・現場現業スタッフとして、感情労働に従事し、お客さんに感動を提供する
大きくこの二極に収れんされるとの見立てです。
ボス力を磨く。現場の感情労働のプロフェッショナルを目指す。
AIが代替しつつある「判断支援業務」を漫然とこなしている暇はなさそうです。
本日は以上になります。
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