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「何度も伝える」ができているか?

更新日時:2026.04.16
カテゴリー:Blog

1回2回で「伝わらない」と嘆かない

当社のお客様は中小企業が中心です。

中小企業の、おもに経営者・幹部の方々と日々お話をさせてもらっているのですが、

「うちの社員は自発性がない」
「社員たちが全然AIを使ってくれない」

と嘆く方が少なくありません。

中小企業は、社長がそのまま営業本部長を兼ねているケースがよくあります。

そのため、社長が直接、社員に対して「あれをやろう、これをやろう」と発破をかけるのが当たり前。

社長としては「言ったらすぐ動いてくれるだろう」と思いたいですが、社員はそんなに簡単には動いてくれません。

やがて、幻滅した社長は「うちの社員ときたら……」と嘆きモードに入ってしまうんですね。

でもよくよく話を聞くと、社員に対して1〜2回しか、きちんと伝えていない場合が少なくない。

例えば、「生成AIを活用しよう!」と社長が目標を掲げたとします。

社員の営業訪問に同席する道中や、ランチの時など、折に触れて「AIを使おう」と話をします。

会議の場でも、「そういう作業はAIを使ってみたらいいじゃないか」と助け舟(のつもり)を出したり。

社長としては「何回も伝えている」感覚になるのは分かります。

ただ。

言われた社員側からすると、社長の数々の発言は「きちんとした」指示や方針提示にはなっていません。

移動や食事中の会話は、社員からすれば雑談です。よほど自立性のある社員なら別ですが、多くの場合は、へぇそうですかと心の中で聞き流すにとどまっているはず。

社員に本気でAIを活用してほしいなら、社長も「本気で」動く必要があります。

つまり、きちんと方針説明会を行い、ChatGPTやGeminiなどのツールを正式に導入し、どんな業務シーンでどう使えばいいかの活用方法もしっかり示す。

そしてそれを一回で終わらせず、継続的にフォローする。

ここまでやって、ようやく、社員たちは「あ、社長本気だ」と感じ、少しずつ、使い始めるようになってくれる。

これが現場の実態です。

たまたま生成AI活用を例にとりましたが、もちろん、一事が万事。

まずこれを事実として理解することが社長の勤めです。

そして、一度の伝達で伝わったなどと思わず、粘り強く伝え続けること。

途中でサジを投げてしまったら、何にもなりません。

「うちの社員は〜」と嘆く前に、

「俺は本気で伝えようとしてきただろうか?」

と自問すること。

ここから始めましょう。



本日は以上になります。

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