ChromeブラウザにSkillsが導入
閲覧中のページで直接AIを駆動できる
先週、GoogleがChromeブラウザにSkillsを導入すると発表しました。
「Skills(スキルズ)」とは、簡単にいうと、あらかじめセットしておいたプロンプト(AIへの指示)のこと。
通常、ChatGPTやGemini、ClaudeのようなチャットAIを使う時は、そのつどプロンプトを打ち込みます。「このメモをもとに議事録を作って」といった具合に。
ただ、いつも似たようなプロンプトを使うのに、そのつど打ち込むのは手間です。
また、少し複雑なプロンプトの場合、せっかく作ったのに忘れてしまったり、過去の履歴を探しても見つけにくかったりします。
そこに登場したのがSkillsという考え方です。
最初にSkillsを提唱したのはClaudeで、とくに自律型エージェントであるClaude Codeにおいてこの概念が一般的になりました。
複雑な処理が可能なClaude Codeのポテンシャルをフル活用するには、相応に複雑なプロンプト群が必要になります。
それらのプロンプトをつどイチから作るのは大変なので、あらかじめ、用途ごとにしっかり定義してセットしておこう。これがSkillsの考え方になります。
この「プロンプトを用途ごと事前に定義して保管しておこう」というSkillsの概念を、今回、GoogleがChromeブラウザに導入したということですね。
まずは英語圏ユーザーから順次展開するようで、日本ユーザーはまだ使えないみたいです(私も使えませんでした)。
ChromeのSkillsが使えるようになると、例えば、閲覧しているWebページのビジネス記事をその場で要約して自社事業への影響を推察させたり、
競合他社複数社のサイトを開いてそれらのタブを横断的にチェックして分析させたり、
といったことがこれまで以上に簡単にできるようになりそうです。
Skillsはツール関係なく持ち運べる「資産」
Skiilsの本質的な特徴は「プロンプトを自社・自分の資産として持ち運べるようになる」ことでもあります。
Skillsは基本的に、特定のツールに限定されず転用ができます。Claude Code用に作ったSkillsが、Geminiでも、あるいはVS CodeやCursorといったAIツールでも使うことができる。
今後さらにAIのツール競争が激化していく中で、最終的にどのツールが生き残っていくかは誰にも分かりません。
一方で、どのツールを使うにせよ、そのAIを使いこなすためのプロンプトは必須であり、またそのプロンプト群を磨き続けていくことは会社としての資産になります。
「まだChatGPTも使いこなせていないのに、SkillsとかAIエージェントとか、ウチには到底無理だ」
そう感じている経営者さんもおられるかもしれませんが、「プロンプトいうAI活用のノウハウを会社の武器として蓄積していこう」と考えればOKです。
これからのAI時代、プロンプト=資産と捉えて、コツコツ貯めていきましょう。
本日は以上になります。
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