企業の生成AI活用、まだ3割程度?
AI導入自体は7割の企業が該当
先週の読売新聞に、こんな記事が載っていました。
『「業務に生成AI」3割超』
記事によると、インターネットを通じた3月の調査で、国内の大企業や中小企業を対象に実施したアンケート結果だそう。1万社以上が回答したとのことで、一定の信憑性はあると思います。
主な結果としては、
- 「非常に活用している」「やや活用している」の合計が34.6%
- 「今後の活用を検討している」が14.2%
- 「あまり活用していない」「ほとんど活用していない」が合計36.9%
- 「今後も活用する予定はない」が8.6%
といった具合です。
記事としては「3割超が使っている」とポジティブに評価する色合いでしたが、個人的には
「まだ3割しか使っていないの?」
という感覚です。
もちろん、36.9%が該当する「あまり活用していない」「ほとんど活用していない」と答えた企業は、生成AI自体は導入済みと思われますから、
「AIを導入している企業」自体はすでに6〜7割には達していると見え、その点は評価できます。
したがって、問題は「使い方の質」です。
難しい知識なしに自然言語で利用できるChatGPTやGemini、Claudeなどの生成AIは、正直いくらでも使い道があります。
にもかかわらず、「あまり活用していない」「ほとんど活用していない」という会社が約4割。
これはおそらく、業務の整理ができていないことが問題だと思います。
業務の整理、つまり業務全体を見える化し、どの業務でAIをどう使うか、どの業務では使わないか、を明確に定義する。
ここができていれば、AI活用は達成したも同然です。
AI導入の第1段階として「とりあえずアカウントを配って社員に触ってもらう」は正しいです。新しいツールはまず慣れてナンボですので。
ただ、会社として活用・定着を狙う第2段階としては、もう少し戦略的な設計が必要になる。
その入り口が、既存業務の棚卸し(見える化)です。
「導入はしたけど、AI活用が進まない」
という経営者さんは、この「業務棚卸し」を考えてみるとよいと思います。
本日は以上になります。
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